音訳の問題点

録音中

 私が「音訳」という言葉を知り、それを目指してから実に5年もの歳月を要してしまいました。
 最初、本を音読することぐらい誰でもできるだろうと思っていたのですが、実際録音を開始してみると、詰まらずに読むことだけでも大変な作業でした。  10分も読むと痰が絡んだり、読み間違えをしたり、一つの作品を間違えずにスムーズに読むだけで数年の歳月を要しました。
 そのうえ読んでいるとセリフなどには知らず知らずに感情がこもってしまいます。
 もちろん感情を完全に排除してしまうと聴いていても味気ないし、何より不自然に聴こえてしまいます。
 感情をできるだけ殺し、しかも自然な感じで聴こえるように読むためには、これもまた数年の訓練が必要でした。
 いまでも完全にマスターしたという自信はありませんが、これなら何とか皆さんに聴いてもらえるかなと思える程度になってきました。

録音の問題

家庭録音

 防音の完備したスタジオや高級マンションではなく、普通の日本式家屋である自宅での録音なので、どうしても雑音が入ってきてしまいます。
 夏の暑い日でも窓を完全に閉めきって、音を拾うのでクーラーも扇風機もつけずに録音していても、録音途中で表で車のクラクションが鳴るだけでまた一からやり直しです。
 そんなことが何回か続くと、自分でも知らないうちに苛立ちの感情が録音に入っていることさえあります。
 ようやく邪魔が入らずに録音できたと思っても、本格的な録音機材ではなく一般的な家庭用パソコンと一般的なマイクでの録音なので、パソコン自体が発生する雑音が入っています。


この問題を解決するには

スタジオ録音

 この問題を解決するには、本格的な録音スタジオで本格的な録音機材を使って録音する以外ないようでした。
 しかし音訳というのは基本的にボランティアの世界だし、何の実績もない素人の私にそんな資金をかける余裕はありません。
 そんなとき音声ファイルの雑音を除去するソフトがあることを知りました。  価格が高かったら手が出なかったのですが、フリーソフトでそういうものがあったのです。
 市販の高額なものと違って、実際使ってみると使い方も難しく、海外のフリーソフトなのでヘルプも英語で理解できません(笑)。
 それでも試行錯誤しながらいろいろやっていると、雑音を完全に除去できるわけではありませんが(完全に除去しようとすると音声部分まで音質が変化してしまいます)、ほとんど気にならない程度に減らすことができるようになりました。
 このソフトのおかげで、一般的な家庭用パソコンと一般的なマイク、しかも一般的な日本式家屋である自宅でも、なんとか販売できるレベルの音訳CDの製作が可能になったのです。


次ページ視覚障害

音訳工房
TOP
商品について
お買い物ガイド
商品一覧
CD版ショッピング
DL版ショッピング
ヴォーカメイド
送料
法律に基づく表示
音訳について
音訳とは
音訳の問題点
視覚障害
音訳のメリット
合成音訳とは
カスタマーセンター
メールマガジン
リクエスト
掲示板
お問い合わせ
privacypolicy
リンク
ソーシャルメディア
Facebook
mixiページ
アメブロ
ツイッター