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仏壇 仏壇の取り扱い方


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仏壇の置き方

実は引越しするにあたり、色々わからないことが出て来ました。
2〜4月は引越しシーズンということもあり、転居する人で気になっている人もいるかと思い、調べたことを記載しておきます。

最近は仏壇を置かない家庭も増えていますが、年配の方のいるご家庭なら仏壇があるご家庭もあると思います。
仏壇はどのような場所に置き、どの方向を向けて置くのが正しいのでしょうか。
私はどんな宗教にも属していませんが、仏壇の置き方についてお袋が気にしていたので調べてみました。

仏壇の向き

結論から言うと、仏壇はどの方向に向けて置いても問題ないということです。
仏教では仏様は十方どの方角にもいらっしゃるので、どの方向にむけても構わないのです。
ではなぜ北向きは良くないとか、東向きが正しいとか、いろんなことが言われているのでしょうか。

東向き説

仏壇は家や部屋の西側に東を向くように置くという説です。
この説の理由は西方浄土という考え方から来ています。
つまり西の方を向いてお参りをするのが正しいということで、仏壇はそれに対面する東向きに置くのが正しいということになりま す。

西方浄土というのは極楽浄土のことで、インドで発祥した仏教が中国へ伝わったことに由来しています。
中国から見ればインドは西の方角に当たり、お釈迦様のいらっしゃるインドの方角が西方浄土と考えたのですね。

しかしこれでは中国から見ればインドは西の方角でも、ヨーロッパやアフリカから見れば東の方角に当たり、国の位置によって 極楽浄土の方角は変わってきますよね。
ただ日本から見ればインドはやはり西の方にありますので、日本でも西方浄土という考え方が定着したものだと思われます。
この考え方を取ると、日本からインドは正しくは南西の方角に当たり、仏壇は北東向きに置かなければならないということになり ます。
まあ細かい方角は無視して東向きにしたのでしょうが、この考え方にはおかしなことがいくつかあります。

まず一つ目は、お釈迦様のいらっしゃるインドが極楽浄土と考えていることです。
お釈迦様はインドの人ですが、仏様がインドにいらっしゃるとは一言も言っていません。
西を向いてお参りするということは、お釈迦様に祈りを捧げるということであり、仏様に祈りを捧げる事にはならないのです。

二つ目は、仏教では極楽浄土は天上にあり、つまり現代的に言えば宇宙にあることになっています。
もちろん仏様も宇宙空間にいらっしゃるわけで、仏様のいらっしゃる極楽浄土を向いてお参りするなら、西ではなく上を向いてお 参りするのが正しいということになります。
しかしまさか天井に仏壇を設置するわけにも行きませんよね(笑)。

そして宇宙空間は上だけではなく地球の反対側、つまり下のほうにも広がっています。
もちろん西にも東にもあらゆる方角に宇宙空間はあるわけで、実際には極楽浄土がどの方向にあるのかは特定できないわけです。

仏教では仏様の存在は宇宙空間全体に広がっており、ある特定の場所にいらっしゃるわけではないようです。
つまりはどの方角を向いても仏様はいらっしゃって、どの方角を向いてお参りをしても仏様を向いているということなのです。

南向き説

仏壇を北側に置くと直射日光が当たらず風通しも良いので、実生活上快適な場所ということになります。
仏壇の中には仏様やご先祖様がいらっしゃるので、家の中で一番快適な場所に安置するという考え方です。

この考え方から北向きに置くのは良くないと言われてきたのですが、カーテンもありエアコンもある現代の家では、北側が一番快 適な場所とは限りませんよね。
ですから現代では直射日光が当たらず、風通しがよく、湿気の少ない、冷暖房の風が直接当たらない場所が、仏壇の置き場所とし て最適だとされています。

本山中心説

仏壇に向かってお参りするときに、拝む延長線上にその宗派の総本山があるように設置するという考え方です。
住む場所と総本山のある場所の関係によって、西向きにも東向きにも北向きにも南向きにもなるわけです。
しかし仏様が宗派の総本山にいらっしゃるわけではありませんので、この説も仏教的にはおかしなことになるわけです。
西方浄土の考え方と同じように、仏様と宗派の長とを混同してしまっているのです。
お釈迦様も宗派の長も偉い人には違いないでしょうが、祈りを捧げるべき対象は仏様であって、それを広めた人ではないのです。

これはキリスト教において、十字架にかけられたキリストやマリア像を礼拝することに似ています。
イエスが偶像を崇拝することを禁じたにもかかわらず、キリスト教ではこういうことをしていますね。
これははっきり言って、キリストの教えに反していると思います。

どの宗教にも属していない私が思うに、どの宗教においても宗教を創始した人の教えと、宗教を広めようと考えた人の考え方に違 いが生じているのです。
宗教の創始者の教えを、意図したかどうかにかかわらず、自分に都合のいいように改変してしまっているのが、宗教家(宗教を広 めようとした人)の姿だと思います。

宗教に興味のある人は、教会とか寺院とか宗派の言うことを盲信するのではなく、宗教の創始者自身の教えを十分理解することが 大切だと思います。

浄土真宗の教え

他の宗派のことはよくわかりませんが、私の実家は浄土真宗に属していますので、浄土真宗の教えについて書いておきます。

浄土真宗において仏様というのは阿弥陀如来を指します。
阿弥陀如来は極楽浄土の主であり、自由自在で、いつでも、どこでも、どなたにでも、はるか彼方にいながら、すぐ側にいらっ しゃるのです。

ですから仏壇をどの向きに置こうとも、常に私達を見守ってくださっていると言います。
仏壇の向きや置き場所が問題なのではなく、家族みんながお参りすることが重要なのだということです。

結論

ここでご紹介した以外にもいろんな説があるようですが、東向き説で述べましたように、仏様の存在は宇宙空間全体であり、ど の方角を向いても仏様の方を向いています。
従って仏壇をどの方角に置くかという議論は、全く意味がないということなのです。

もしどんな宗教にも属していない私の言うことが信用出来ないというのなら、どの宗派でもかまいませんのでお坊さんに聞いて みてください。
しっかりとお勉強されているお坊さんなら、「どの向きに置くかというのは個人の考え方であり、仏教においてはどの方角に置く のが正しいということはない」とおっしゃるはずです。

結論としては、仏壇をどの方角に置いても良く、それよりも直射日光が当たらず、風通しがよく、湿気の少ない、冷暖房の風が 直接当たらない、そして家族みんながいつでもお参りできる場所を選ぶことのほうが、重要だということなのです。


仏壇の置き場所

さて仏壇の向きがどの方角でも良いことがわかったら、今度はどんな場所に置くのがいいのかということになります。
かつてはほとんどの家に仏間というものがあり、仏壇の置き場所に悩むことはなかったのですが、現代では仏間のない家がほとん どになりましたね。
最近では和室のない家さえも多くなってきて、仏壇を置く場所に悩むことになってしまったのです。

仏壇を置く場所としては、和室があればそのほうが良いようですが、基本的には家族が毎日お参りしやすい場所というのが最適 です。
ですから家族が集まりやすい居間とかリビングでも良いようです。

仏壇そのもののことを考えると、直射日光が当たらず、風通しがよく、湿気の少ない、冷暖房の風が直接当たらない場所を選ん で欲しいというのが、仏壇屋さんの意見です。
直射日光や湿気、それに冷暖房の風は仏壇を傷めるそうです。

床の間や押入れの上部、整理箪笥の上、サイドボードの上などでもかまいませんが、テレビやオーディオなど音の出るものの上 は良くないです。
また仏壇には仏様やご先祖様がいらっしゃいますので、仏壇の上に物を置かないようにしてください。
そして仏様を礼拝するのですから、仏壇が目より下になるようではいけません。

立ってお参りする場合でも、座ってお参りする場合でも、仏壇のご本尊が胸より少し上になるように設置してください。

置き場所に困ったら

住宅事情により仏間や和室がないとか、家具の上に置くしかないとか、いろんな事情があると思います。
最近はそんな住宅事情に合わせて、いろんな仏壇が販売されています。
立派な仏壇でなくても、お参りする気持ちが大切なのですから、ご自宅の事情に合わせて買い替えを検討されてみてはいかがで しょうか。
お手頃な価格のものもいろいろありますので、ご紹介しておきますね。

この他にもいろんな仏壇があると思いますので、仏壇屋さんやネットで調べてみてください。
ただし小さい仏壇はペット用のものもありますので、お間違いの無いように気をつけてくださいね。


仏壇とは何か

ここからはうちへお参りに来ていただいている、浄土真宗のお坊さんに私が直接聞いた話しです。
ですからもしかしたら浄土真宗だけの考え方かもしれませんので、そのつもりで読んでください。

仏壇の正体

仏壇というのは阿弥陀如来を中心とした極楽浄土を表したものだそうです。
仏壇の中心には御本尊様である阿弥陀如来を配置して、その周りにいろんな飾り物が配置されていますが、これが極楽浄土を仏壇 の中に再現したものだそうです。

従って一般的に考えられている「仏壇は亡くなった家族やご先祖を祀る場所」というのは誤解なのです。
自分の家族やご先祖が、阿弥陀さまのお導きで仏とならせて頂いたことへ、日々感謝申し上げたいという心が、家庭にお仏壇を置 く主な理由なのです。

仏壇そのものが極楽浄土を再現したものである以上、上で書きました仏壇をどの方角に置くかという議論は、全く見当はずれな議論であるということになりま す。
仏様が仏壇の中にいらっしゃる以上、仏壇に向いてお参りすればよいのであって、どの方角を向いてお参りするかというのは意味 がありません。

お坊さんがお参りするのは阿弥陀如来さまであって、ご先祖様に祈りを捧げるわけではありません。
ご先祖様と一緒に阿弥陀如来にお参りするということです。

ですから亡くなった方のご位牌などは、阿弥陀如来の真ん前には置かず、それより下の段の左右どちらかに、少し阿弥陀如来の 方を向くように傾けて置くのが正しいそうです。
ご位牌によってご本尊が隠れてしまうのは、本末転倒というわけです。

位牌の意味

さらにいうと、浄土真宗では本来ご位牌というのは用いません。
ご位牌は本来仏教の風習ではなく、中国の儒教の習慣が仏教の風習と混同されて伝えられたもののようです。
浄土真宗の教えでは、我々人間は仏様のお導きにより、浄土に往生し仏となる、ということで、ご位牌に霊が宿りそれを供養して いく、という考え方ではないのです。

ただなにか対象がないとお参りしにくい、という考えがあるため、浄土真宗では過去帳や法名軸などをすすめているようです。
葬儀などで使っている白木のご位牌は、一時的な借り物であり、忌が開けたらお寺などで焚きあげてもらいます。
法名は過去帳や法名軸に書き写し、お仏壇に安置します。

最近仏壇を置かず、ご位牌だけを安置してお参りする方もいるそうですが、これは上記の理由により仏教ではありえないことだ そうです。
もちろん仏教に信心がなく、ご先祖様など亡くなった人を供養するためだけならそれでも構わないんでしょうが、お坊さんにお参 りしてもらうことは出来ないということです。

魂を入れ替える?

仏壇を買い換えた時や引越しの際に、魂を入れ替えるという考え方があるようですが、浄土真宗では魂を入れ替えるということ はありません。
というのは、浄土真宗の教えでは亡くなった方は、すぐに仏さまの導きにより浄土に往生し仏となるからです。

仏となった方の魂が現世に残る、霊として現れるという考えは、浄土真宗の教えにそぐわないのです。
浄土真宗ではご仏壇やご本尊を新しいものに替える時に「おあたまし」という儀式があります。
これは魂を入れ替えるのではなく、改めて仏さまとのご縁を喜び、感謝するお勤めなのです。

性根を抜く、性根を入れる、という表現を用いることもあります。
要するに仏壇は単なる箱に過ぎず、性根を入れることによって極楽浄土という宇宙とつながるということなのでしょう。
性根を抜くのは、仏壇を処分するときに、このつながりを断ち切ることで、ただの箱に戻すということだと思います。

迷信に惑わされるな

また浄土真宗では一切の迷信を否定しています。
例えば仏壇の上に「天」とか「空」とか「雲」と紙に書いて貼るという習慣があるようですが、これは二階建て以上の場合、仏壇 の上を歩いたり、踏みつけたりして失礼になるのではという考えから出たもののようです。
しかし仏様はそんな紙一枚で騙せるものではありません。

たしかにお仏壇の上にはなにもないほうがいいのでしょうが、現代の住宅事情を考えると無理な場合があります。
マンション等だと上の階に何があるのかわからないし、戸建の場合でもそんなことを配慮して間取りを決められませんよね。

失礼だという気持ちから出て来た迷信ですが、その反面仏様を騙すような事にもなるわけです。
仏壇の上には物をおいてはいけませんが、上の階まで気にする必要はありません。
ただやはりトイレの下などは避けたほうが良いでしょう。

要するにお参りをする人の気持ちの問題で、こうしなければならないという決まりはないのです。
わからなければ、やはり宗派のお坊さんに聞いてみてください。

最後に

以上引越しにあたり、仏壇の取り扱いについて私が調べた情報です。
繰り返し申しますが、私は宗教家ではありませんし、どんな宗教にも属していませんので、ここに書いたことが全て正しいという ようなつもりはありません。

宗派によって考え方も違うでしょうし、地方によって風習の違いもあるでしょう。
仏壇の取り扱いに関してわからないことがあるようでしたら、いつもお参りしてくれているお坊さんに相談してください。
仏壇の中に最低限必要な物もあるようですので、それも宗派のお坊さんにご相談ください。

もしあなたが仏教に対して信心がないのであれば、どうでもいいことです。
というか、仏壇を置くことすら無意味なことですよね(笑)。

私の実家は浄土真宗ですが、実は私も知らなかったのですが、お袋は仏教に信心が無いようで、結局仏壇を置くのはやめようか と言い出しました。
お袋の考えでは、ご先祖様や亡くなった家族などを供養するだけでよく、仏様についてはどうでもいいようです。

大騒ぎして調べたのに結局無駄になってしまったので、せめてこういうことで悩んでいる人のために、このページを公開してお きます。
ちなみに仏壇を処分する場合は上記で書きましたように、お坊さんに来てもらって仏壇と極楽浄土のつながりを切ってもらい、そ の後大型ゴミとして処分すればいいようです。
ご位牌などはお寺で焚きあげてもらいましょう。